
BOOK CLUB
みよたBOOKS読書会 in 2026
活動6年目を迎えたみよたBOOKS。「『本』から世界が広がり、暮らしがひらく」の実践を大切に、この1年もマイペースですが一つずつ活動を積み重ねてきました。
さて「みよたBOOKS読書会」は、いよいよ第4クールがスタート!2026年の大テーマは・・・
ことばと音を重ねて読む
音楽への想いがあふれている本、読みながら"音"を感じるような本、読んだら音楽を聴きたくなった本、音楽がきっかけとなって出会った本 などなど…
「本」からひらかれる世界を、「ことば」と「音/音楽」で一緒にめぐりませんか?
気になる回だけの参加もOK。各回の課題本は以下ご覧ください。
開催日時や会場など詳細のご案内は、みよたBOOKSのFacebookとInstagramにて。

Vol.1 2026/01/23 (Fri)
@KOICHIRO COFFEE (御代田町)
課題本をみんなで選ぼう
第1回は課題本はなく、皆でわいわいとおしゃべりしながら、2026年の課題本(5回分)を選ぼう!という集い。参加者それぞれが大テーマに沿って「これぞ」という推薦本を持参。参加者みなで「読書会を作るプロセス」を楽しみながら課題本を選びました。
Vol.2~6の5回シリーズの課題本ラインアップはこちら↓↓。
Vol.2 2026/03/9 (Mon)
@Cafe & Interior L (御代田町)
「音楽と生命」を読む
「音楽と生命」 坂本龍一・福岡伸一、集英社(2023年)
◇推薦者KYさんのコメント◇
音楽関連ということでド直球の坂本龍一。また最近、福岡伸一の坂本への追悼文を読み、生物学者と音楽家というジャンルの違いを超えた2人の親交の深さを知った。そこでこの本です。
2人の共通項は何なのか?この本はこの問いに答えてくれるかもしれない。
出だし、坂本はロゴス(言葉・論理)とピュシス(自然)の対立概念を語る。音楽はロゴスなのかピュシスなのか、生命は?世界は? 読み進めなければ。
◇推薦者NFさんのコメント◇
昨年亡くなった坂本龍一の書いたものを読みたいと思い、いくつか見比べてみましたが、一昨年の読書会で読んだ「フェルメール光の王国」の著者でもある福岡伸一との対談…というつながりから本書を選びました。生物学者が、音楽や絵画とどう向き合って何を感じているのか、二つの本を合わせて味わうのも楽しそうです。
Vol.3 2026/05/14 (Thu)
@Cafe & Interior L (御代田町)
「さよならドビュッシー」を読む
「さよならドビュッシー」 中山七里、宝島社(2010年)
◇推薦者TKさんのコメント◇
演奏される曲の描写が実に細かく、読んでいると、知っている曲は勿論知らない曲でも音が立ち昇ってくるような気がします。とは言え、作者は「どんでん返しの帝王」と言われる中山七里。事件も背景も結論も読んでのお楽しみなのですが、凄惨な描写もなく死者も出ず、音大生の音楽に掛ける情熱が熱く語られている、ちょっと異色のミステリーだと思います。
Vol.4 2026/07/16 (Thu)
@Cafe & Interior L (御代田町)
「読み解き『般若心経』」を読む
「読み解き『般若心経』」 伊藤比呂美、朝日新聞出版(2010年)
◇推薦者IHさんのコメント◇
今年の大テーマ「ことばと音」から真っ先に浮かんだのがこの本でした。詩人の文章だからでしょうか、丹念に選び抜かれたことば、その連なりのリズムや抑揚の美しさに、文字を追いながら頭の中で音が聞こえるような感覚になります。そしてお経。善光寺の僧侶たちによる読経を聴いたことがありますが、まさに「音楽」、いや「ロック」でした。「生と死」をめぐる赤裸々な、しかしユーモラスな独白と、お経の世界観が混ざりあう、とても不思議な伊藤比呂美ワールド。皆さんの感想をぜひお聞きしたいです。
Vol.5 2026/09/10 (Thu)
@Cafe & Interior L (御代田町)
「マチネの終わりに」を読む
「マチネの終わりに」 平野啓一郎、文藝春秋(2016年)
◇推薦者KTさんのコメント◇
この作品は、筋書だけだと「天才ギタリスト蒔野とジャーナリスト洋子の切ない大人の恋愛小説」
となるのですが、私は二人が知性と品格をもちながらお互いを尊重し合う姿に圧倒されました。
クラッシックギターの名曲の音楽描写も素晴らしく、哲学的なテーマも内包されていて、読み進めるのではなく、何度も文章を読み返しながら読了しました。平野氏のHPに「『ずっとその世界に浸りきっていたい』小説を書きたい」とあって納得です。「今この瞬間が過去をかえてくれる」について語り合いたいです。
