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POP-uP Book Cafe "BOOKS &"

Vol.2  Books & 蔵 (KURA)

2021/04/09 (Fri) & 04/10 (Sat) |  長野県小諸市

【御礼】第2回ブックカフェはおかげさまで盛況裡に終了しました。ご参加、ご協力いただいた皆さまに厚くお礼申し上げます。

 

御代田やその近隣に突如出現するポップアップ・ブックカフェ「Books &」。「&」の後には、毎回異なる「暮らしのさまざまな要素」にまつわるキーワードが入ります。

第2回ブックカフェは、御代田のお隣の小諸市にある、築100年の土蔵をリノベした素敵なピッツェリアの "奥の蔵"にて、2日間にわたってオープン。

今回のキーワードは「蔵」。

カフェの本棚に並ぶのは「蔵」からつながる本たち。「本と蔵」にまつわるトークセッションとワークショップも開催します。

「蔵」から、どのような本の世界が広がり、いかなる風景が見えるのでしょうか?

カフェを訪れる人たちと一緒に、わたしたちも「本と蔵」と出逢い、ともに「ジャーニー(旅路)」を描いていく・・・そんな実験的なブックカフェ。

蔵の中で「本」と遊び、「本」と旅する2日間。

桜の咲くころ、"奥の蔵"にて皆さまのお越しをお待ちしています。

並んだ本
Image by Ed Robertson

BOOKSHELF

2日間の期間限定「Books &」の本棚。今回は、蔵を知る&楽しむ本を、ホンモノの蔵の中に並べます。例えば・・・

 土蔵
 味噌蔵&酒蔵&米蔵
 建材としての漆喰・土・無垢の木
 左官・大工
 フレスコ画・壁画・土壁
 リノベーション
 街並み・景観・町づくり
 蔵めぐり
 コミュニティ

 

小諸だけでなく、長野のあちこち、あるいは日本中で、今なお暮らしに生かされている蔵は、つくる過程も、技術も、素材も、機能も、興味深いトピックの宝庫です。また、蔵がもつ魅力を生かして、美しい街並みを作り、町づくりに活用し、地域の人が集う「場」とする・・・そんな取り組みも生まれています。本を通して、蔵の多彩な魅力を味わってください。

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CAFE

会場となるCitta Slow (チッタスロー)は、小諸の北国街道沿いにあるピッツェリアです。

壊される寸前の築100年の土蔵3棟をリノベーション。重厚な蔵戸、太い梁、白い漆喰壁。下町の商家の格式を備えつつモダンに生まれ変わった土蔵は、表の1棟がレストラン、奥の1棟がレンタルスペース Space Lentoとして使われています。​今回は、このSpace Lentoがブックカフェに様変わり。

 

もともと使われていた素材をできる限り残し、土や木などの自然素材にこだわって丁寧に手を加えられた土蔵。

呼吸すると言われる漆喰壁に囲まれたやわらかな空間の中で、本を手にとり、お茶を飲みながら本の世界を旅しましょう。

Citta Slowでのランチの後、またはディナーの前にSpace Lento内のブックカフェお立ち寄りいただき、趣の異なるそれぞれの蔵で時を過ごすのもおすすめです。

TIMETABLE

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​ブックカフェはいつでもご自由に利用いただけます

(利用の際は、お一人あたりドリンクを1杯以上のご購入をお願いします。

​EVENTS

04/09 (金)

15:00~16:30    受付開始 14:45

受付終了

テーブルトーク

蔵をめぐる冒険

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ゲストスピーカー: 

Citta Slow/Space Lento オーナー

特定非営利活動法人文化センター・アリラン 理事

蒔田豊明さん         

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蔵の中をじっくりと観たことありますか? 

今回のテーブルトークは、蒔田さんの案内による2つの蔵の探索からスタート。2つの蔵のどこかに潜む、土蔵造りの極みといわれるとっておきの意匠を観て、ワクワクしたままテーブルにつく。そして、蒔田さんとの「おしゃべり」へと移っていきます。

​以下は蒔田さんからのメッセージ:

昨年1月、小諸市に築100年を超える土蔵をリノベーションして、イタリアンレストラン "Citta Slow" を娘夫婦と開業しました。その思いを、土蔵にまつわる「場所性」と「空間性」という二つの観点からお話しします。土蔵という文化遺産が町づくりやコミュニティの再生とどう関わっているのか、みなさんと一緒に考えられたらいいな。

場所は "Citta Slow" に併設した、市民のための自由空間、"Space Lento"。日常の場所をちょっと離れて、土と漆喰、無垢の木・・・という非日常の空間で、ささやかな知の冒険を楽しんでください。

蒔田  豊明 (まきた とよあき)

1952年生まれ。31年間、埼玉の公立中学校で社会科を担当。両親の介護問題を契機に早期退職、以後、特定非営利活動法人文化センター・アリラン理事、自由の森学園で社会科非常勤講師等を務めながら、エネルギー・環境問題の市民運動に関わって現在に至る。

URL:

Citta Slow

土蔵オーナーのブログ

当日の持ち物は「好奇心」だけでOK。奥の蔵でお会いしましょう!

​■ 定員:  10名(先着順)

■ 参加費: 2,000円(当日現金にてお支払いください) *1 

■ 参加対象:本好きな方、蔵をもっと知りたい方、街づくりに関心のある方

 

<備考>

*1  ドリンクをご注文の方は別料金となります。

04/10 (土)

10:00~11:30    受付開始 09:45

受付終了

オーサーズトーク

​土蔵の中で「どぞう」をひも解く

ゲストスピーカー: 

造形作家

村尾かずこさん         

村尾 かずこ (むらお かずこ)

1965年東京生まれ
武蔵野美術短期大学卒業。在学中に壁画の技法であるフレスコ画に出合い、その後、制作活動をしながら左官の仕事も学ぶ。作品発表に加え、左官体験ができるワークショップなども開催。

主なグループ展に瀬戸内国際芸術2013「漆喰鏝絵看板プロジェクト」、奥能登国際芸術祭2017「サザエハウス」。
著書ー絵本「どぞうーさかんやさんのどぞうづくりー」(SABU出版)。

小林澄夫さんとの共著「塗り壁が生まれた風景」(農文協)
ZINE「月刊サザエハウス」企画発行

URL:

わら・すな・つち・石灰 村尾かずこ

デジタル化が進むこの時代、土蔵を観たことはあっても、土蔵を作ったことがある人はそうそういないはずです。村尾さんは、土蔵づくりの仕事にかかわったことがあり、しかもその土蔵づくりのプロセスを絵本にまでまとめてしまった稀有な方。

土蔵はさまざまな素材からできています。長い年月のうちに培われた左官技術。ひとつひとつの技術や素材は、その土地土地の気候風土や人々の生活によって育まれた、と村尾さんはおっしゃいます。

多様性のある左官仕事の世界とは。オーサーズトークでは、絵本「どぞう」を1ページずつ読み進めながら、絵本では伝えきれない村尾さんの「リアルな土蔵づくり」の体験談をお聴きします。リアルな土蔵の中で、リアルな素材に触れながら、五感をフルに使って、驚きとワクワクがいっぱいの「どぞう」の世界を一緒に旅しましょう。

​■ 定員:  10名(先着順)

■ 参加費: 2,000円(当日現金にてお支払いください) *1 

■ 参加対象:本好きな方、蔵をもっと知りたい方

<備考>

*1  ドリンクをご注文の方は別料金となります。

04/10 (土)

14:00~16:00    受付開始 13:30

​受付終了

漆喰鏝絵(しっくい こてえ)ワークショップ

​鏝絵で作る小さな壁飾り

村尾さんの作品(絵本屋さんの漆喰看板)

講師: 

造形作家

村尾かずこさん         

村尾 かずこ (むらお かずこ)

1965年東京生まれ
武蔵野美術短期大学卒業。在学中に壁画の技法であるフレスコ画に出合い、その後、制作活動をしながら左官の仕事も学ぶ。作品発表に加え、左官体験ができるワークショップなども開催。

主なグループ展に瀬戸内国際芸術2013「漆喰鏝絵看板プロジェクト」、奥能登国際芸術祭2017「サザエハウス」。
著書ー絵本「どぞうーさかんやさんのどぞうづくりー」(SABU出版)。

小林澄夫さんとの共著「塗り壁が生まれた風景」(農文協)
ZINE「月刊サザエハウス」企画発行

URL:

わら・すな・つち・石灰 村尾かずこ

鏝(こて)で土や漆喰(しっくい)を塗り付け、絵を描く方法を「鏝絵(こてえ)」といいます。鏝絵は、古い民家の戸袋や、土蔵の妻飾りなどに見られます。

今回のワークショップでは、鏝で漆喰を竹ザルに塗り付けて、小さな壁飾りを作ります。

動物などのお面にしてもよし、文字を入れて看板のようにしてもよし、自由に鏝絵体験を楽しんでください。

「イメージがわかない」という方は、村尾さんの作品集をご覧になって、ぜひ自分ならではのデザインイメージを膨らませてみましょう。

​ソーシャルディスタンスを保っての実施となるため、定員は限定5名!お早めにお申込みください。

●漆喰とは

日本の伝統的な壁の仕上げ、白壁として知られています。漆喰は消石灰と麻苆(あさすさ)、海藻糊(つのまた)を混ぜたものです。消石灰は石灰岩を焼いたものです。苆は収縮、ヒビ割れを防ぎます。漆喰には麻苆を使いますが、土壁には藁(わら)の苆を使います。

ワークショップの様子

​■ 定員:  5名(先着順)

■ 参加費: 3,500円(当日現金にてお支払いください) *1 

■ 参加対象:大人も子どももどなたでも

■ 留意点: 汚れていい服装でご参加ください *2

<備考>

*1  材料費込み。ドリンクをご注文の方は別料金となります。

*2  当日の持ち物などの詳細は、参加される方にメールにて個別にご連絡します。

REGISTRATION

おかげさまで盛況裡に終了しました。

ご参加、ご協力いただいた皆さまに厚くお礼申し上げます。

※お問い合わせはContactページからお願いいたします。

※有料のイベントについては、開催日の前日および当日のキャンセルにはキャンセル料として参加費全額を申し受けます。

※新型コロナウイルス感染症の今後の状況により、本ブックカフェ・イベントが変更や中止となる場合があります。

ACCESS

Citta Slow (チッタスロー)  "Space Lento"       

長野県小諸市与良町1-1-2 → Google Mapでみる

※ご注意!お車でお越しの方は、北国街道沿いではなく、1本裏の道に接する専用駐車場をお使いください。(以下の地図を参照ください。)

※本ブックカフェ・イベントについてのお問い合わせは、みよたBOOKS宛てにContactページからお寄せください。

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新型コロナウイルス感染防止への対策について

  • 会場への入場時に検温を行います。発熱や咳など異常が認められる場合はイベントへの参加をお断りします。

  • カフェご利用の方は、入場時に名簿記入をお願いします。

  • 会場滞在中にはマスクの着用をお願いいたします。

  • 入口や手洗い場所には、手指消毒用に消毒液(消毒用アルコール等)を用意します。

  • 各イベントへの参加人数は会場のキャパシティを考慮し、定員を設けています。(カフェエリアの利用人数についても密にならないよう対応をとります。)

  • カフェ・イベントエリアは飛沫感染予防のため、ソーシャルディスタンスを確保して座れるように席を配置し、開催中は随時換気を行います。会場は冷える可能性がありますので、暖かめの服装でお越しください。
  • ​今後の拡大状況により本イベントは変更・延期になることがあります。
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