POP-uP Book Cafe "BOOKS &"
Vol.1 Books & シードル
2020/12/04 (Fri) & 12/05 (Sat) | 長野県御代田町
【御礼】第1回ブックカフェはおかげさまで盛況裡に終了しました。ご参加、ご協力いただいた皆さまに厚くお礼申し上げます。
御代田やその近隣に突如出現するポップアップ・ブックカフェ「Books &」。第1回は、みよたBOOKSの拠点、御代田町に12月4日(金)・5日(土)の2日間にわたってオープンします。
そして、初回のテーマは、りんごを原料とした醸造酒「シードル」です!
カフェの本棚には「シードル」からつながる本が100冊以上並びます。本好きの方にとって気になるラインアップと選書の背景は・・・当日見てのお楽しみです。
「本」と「シードル」が結びついたら、いったいどんなことが起こるのか? それは企画者である私たちにも想像がつきません。2日間に生じるさまざまな化学反応を、カフェを訪れる人たちと一緒にシードルをテイスティングしながら体験し、ともに「ジャーニー(旅路)」を描いていきたい。その方が明確なゴール目指して走るより、きっと楽しいはず。だから、敢えて"Open-ended"な問いを持ったまま、わたしたちはブックカフェをオープンします。
会期中には、トークセッションとテーブルトーク、読書会の3つのイベントを開催。
トークセッションのスピーカーとして、日本シードル界の第一人者である日本シードルマスター協会の代表理事 小野司さんが登壇。わたしたちの想いに賛同いただき、長野りんごの聖地、飯綱町からはるばるお越しくださいます! 小野さんの中で起こった「本」と「シードル」の化学反応は?
そして、御代田のお隣の小諸市から「アンワイナリー&ステイ」オーナーの松村さんも来てくださり、シードルのある暮らしについて、みなさんとテーブルを囲んでおしゃべりします。
りんごの風味がふわっと立ちのぼるシードルを味わいながら対話を楽しむ、そんな冬の日です。
「本」と「シードル」の出逢いを探索し、旅する2日間、ぜひブックカフェへ足をお運びください!
BOOKSHELF
2日間の期間限定の「Books &」の本棚。「Books & シードル」からつながる本が100冊以上並びます。例えば・・・
りんご
シードル
ガレット
地域で働く&生きる
地のものを生かす
育てて食べる…
御代田町でわたしたちが出会った、食・住・働・耕を広げ深めてくれるような本です。
のんびりシードルを飲みながら、りんごのおやつを食べながら、本を手にとってぱらぱらめくるしあわせな時間を過ごしてください。
EVENTS
12/05 (土)
14:00~16:00 受付開始 13:30
受付終了
トークセッション
"想い"の糸でシードルを紡ぐ
ゲストスピーカー:
一般社団法人日本シードルマスター協会 代表理事
北信五岳シードルリー株式会社 代表取締役社長
小野司さん
小野 司 (おの つかさ)
1977年生まれ。長野県飯網町のリンゴ農家出身。2015年、日本へのシードル普及を目指す(一社)日本シードルマスター協会を設立。2017年に北信五岳シードルリー(株)をメンバー3人で設立後に地元へUターンし、2019年2月にシードル醸造所「林檎学校醸造所」を開業。経済産業大臣登録中小企業診断士として、地域の食材を使った商品開発やマーケティングの講師なども務める。
「紡ぐ人」。小野さんの人となりを表現しようとすると、その言葉に行きつきます。
小野さんは、昨年、故郷の飯綱町にて廃校を活用したシードル醸造所「林檎学校醸造所」を仲間とともに立ち上げました。子どもたちが去った"場所"でシードルを作ることで、今度は大人たちにその"場所"に来てもらい、耕作放棄地が目立ち始めたりんご産地ににぎわいと新たな学びの場、そして特産品(シードル)をつくり出す、そういう取り組みです。
小野さんの実家はりんごの専業農家。個別最適な「わたし」の醸造所をつくってもよさそうなものなのに、なぜ地域や農業、学びなど、社会全体を視野に入れた「わたしたち」の醸造所をつくったのか?それは、小野さんが、ひと・もの・こと・場所を「想い」という"糸"で「紡ぐ人」だからだと思うのです。
そんな小野さんが出逢い、心震わされた本は?それはいかにして「想いの糸」となったのか?飯綱町からやってきたシードルの香りと味を楽しみながら、ひも解いていきましょう。
■ 定員: 10名(先着順)
■ 参加費: 3,000円(当日現金にてお支払いください) *1
■ 課題図書:小野司・蓮見よしあき著 「ゼロから始めるシードル醸造所」(虹有社)
■ 参加条件:課題図書を読了した上で参加してください *2
■ 参加特典:林檎学校醸造所 特製スケッチブックカレンダー1冊を贈呈
<備考>
*1 参加費にはドリンク1杯(もしくはシードル試飲)、りんごのおやつが含まれます。シードル試飲は20歳以上の方のみとなります。
*2 課題図書込みでのお申込みも承ります。その場合の参加費は、書籍代(1冊)が追加され「4,760円」となります。課題図書は事前に送付いたします(送料サービス)。
12/04 (金)
18:00~20:00 受付開始 17:30
受付終了
テーブルトーク
シードルが身近にある暮らし
ゲスト:
株式会社プラスフォレスト 代表取締役
アンワイナリー&ステイ オーナー兼醸造責任者
松村清美さん
御代田町の西隣り、小諸市の城下町に小さなワイナリーがあるのをご存じですか?
「アンワイナリー&ステイ」は、小諸駅から歩いて5分の街中ワイナリー。築50年の古民家をリノベして2018年12月にオープンしたワイナリーには、1階にショップ、2階にゲストハウスが併設されています。「街のお豆腐屋さんのような感じで気軽に立ち寄ってほしい」とオーナーの松村さん。ショップにはオリジナルブランドのシードル「アンシードル」が並びます。
今回のテーブルトークは「夜の部」で、ちょっと大人の雰囲気。松村さんとおしゃべりしながら、シードルとカジュアルなおつまみとのハーモニーを楽しみます。シードルってこんなに気軽に楽しめるものなんだ!テーブルトークが終わるころには、シードルがぐっと身近な存在になっているはずです。
松村 清美 (まつむら きよみ)
新潟県柏崎市出身。東京で就職し、サラリーマン生活を10年送った後、子育ては自然豊かな場所でと、軽井沢へ移住。子育てをしながら、別荘専門の不動産業に携わる。子育てがひと段落したため、第二の人生をワインづくりに捧げるため、2015年より小諸市でりんごやワイン用ぶどうの栽培をはじめる。長野県ワイン生産アカデミーや広島酒類総合研究所にて学び、2018年冬にアンワイナリー&ステイを開業する。
■ 定員: 10名(先着順)
■ 参加費: 3,000円(当日現金にてお支払いください) *1
■ 参加対象:本好き、お酒好きな方、シードルをもっと知りたい方 *2
<備考>
*1 参加費にはシードルテイスティング、おつまみが含まれます。
*2 20歳未満の方の参加はご遠慮ください。
12/05 (土)
10:30~12:30 受付開始 10:00
読書会
本をめぐるおしゃべり
「読書会ってどんなことをするの?」と、よく聞かれます。
世間での「読書会」の定義・スタイルはさまざまなようです。
みよたBOOKSの読書会を定義すると、「本好きな人たちが集まって、本をめぐっておしゃべりをする場所と時間」。スタイルは敢えてゆるく、フレキシブルにしています。
「Books & シードル」での読書会では、最初にカフェの本棚から特におすすめの本を、本のプロフェッショナルである司書がブックトーク※形式で紹介します。そのあとは、並んでいる本を手に取りながら、"本の世界"でのおしゃべりを楽しみましょう。
カフェに並ぶ本は、ゲストのお二人との会話や小野さんの著書からインスピレーションを得て選んであります。さて、それらの本からどんな会話が飛び出すでしょうか?参加者のみなさんによる「好きな本」「気になる本」「おすすめの本」の紹介も歓迎です。
※ブックトーク…テーマにつながる何冊かの本を、エピソードやあらすじを織り交ぜながら紹介する“司書の技”。
■ 定員:10名(先着順)
■ 参加費:1,000円(当日現金にてお支払いください) *1
■ 参加対象:本好きな方
<備考>
*1 参加費には、ドリンク1杯&りんごのおやつが含まれます。
REGISTRATION
イベントへの参加申込は以下のフォームから承ります。
(ブックカフェのご利用のみの方の事前申込は不要です。)
※お問い合わせはContactページからお願いいたします。
※有料のイベントについては、開催日の前日および当日のキャンセルにはキャンセル料として参加費全額を申し受けます。
※新型コロナウイルス感染症の今後の状況により、本ブックカフェ・イベントが変更や中止となる場合があります。
ACCESS
カフェ&インテリア L (エル) cafe & interior L
長野県北佐久郡御代田町御代田3581-1
※カフェの建物前に駐車場あります
※本ブックカフェ・イベントについてのお問い合わせは、みよたBOOKS宛てにContactページからお寄せください。
新型コロナウイルス感染防止への対策について
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会場への入場時に検温を行います。発熱や咳など異常が認められる場合はイベントへの参加をお断りします。
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カフェご利用の方は、入場時に名簿記入をお願いします。
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会場滞在中にはマスクの着用をお願いいたします。
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入口や手洗い場所には、手指消毒用に消毒液(消毒用アルコール等)を用意します。
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各イベントへの参加人数は会場のキャパシティを考慮し、10名を上限とします。(カフェの利用人数についても密にならないよう対応をとります。)
- テーブルは飛沫感染予防のため、できるだけ間隔を空けて座れるように配置し、イベント開催中は随時換気を行います。会場は冷える可能性がありますので、暖かい服装でお越しください。
- 今後の拡大状況により本イベントは変更・延期になることがあります。